2011年 02月 17日
与党の本音 菅よ、正当性が無いことを認めよ! |
野党が言うなら分かりますが、与党内でこのような意見が出るとは思ってもいませんでした。菅よ、自らの保身のために足掻くのを止め、退陣せよ!
新会派結成宣言
民主党の渡辺浩一郎氏らが17日に発表した「新会派結成宣言」は次の通り。
「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」。今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆院選での民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。
衆院選では、予算の無駄を徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェスト(政権公約)を掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅直人首相は「衆院の任期中、上げない」としていた消費税については「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。
菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。
また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革もほごにされている。官僚に頼りっ放しだが、尖閣問題や北方領土問題など最も政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。
菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。
菅政権は民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆さまへの約束をも捨て去ったのである。
菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いを懸けた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。
そして、このことは本来の民主党への支持の上に比例代表で当選したわれわれの存在意義すらも打ち消すことになる。
われわれは民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権には、もう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正統性はない。われわれは今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。
しかし、われわれは民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても国民との約束であるマニフェストの実現に取り組むわれわれこそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。
したがって、われわれは、国民との約束を果たす議員集団であることを改めて国民の皆さまに行動で示すために、衆院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行す(る)べく、今後、行動を展開していくこととする。(2011/02/17-12:23)
新会派結成宣言
民主党の渡辺浩一郎氏らが17日に発表した「新会派結成宣言」は次の通り。
「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」。今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆院選での民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。
衆院選では、予算の無駄を徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェスト(政権公約)を掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅直人首相は「衆院の任期中、上げない」としていた消費税については「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。
菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。
また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革もほごにされている。官僚に頼りっ放しだが、尖閣問題や北方領土問題など最も政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。
菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。
菅政権は民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆さまへの約束をも捨て去ったのである。
菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いを懸けた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。
そして、このことは本来の民主党への支持の上に比例代表で当選したわれわれの存在意義すらも打ち消すことになる。
われわれは民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権には、もう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正統性はない。われわれは今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。
しかし、われわれは民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても国民との約束であるマニフェストの実現に取り組むわれわれこそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。
したがって、われわれは、国民との約束を果たす議員集団であることを改めて国民の皆さまに行動で示すために、衆院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行す(る)べく、今後、行動を展開していくこととする。(2011/02/17-12:23)
by kokuminheiwa
| 2011-02-17 12:45