2010年 01月 12日
谷垣の人となりと自民党の今後 |
森田実の時代を斬るに、森田一氏が語る「谷垣禎一論」という記事が掲載されました。谷垣禎一の人となりがよくわかると思います。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05970.HTML
注目したのは次の行です。
>谷垣さんは野党の党首としては迫力がないといわれることも多いが、あまり気にしていないように思う。谷垣さん本人に言わせれば、「権力が欲しくて総裁になったと見られない点は気に入っている」とのことである。
>谷垣さんは、ゴルフ、マージャン、囲碁・将棋はしない。漢詩を得意とし中国の古典に詳しい。非常にまじめな人物である
指導力が無いと言われていることを気にしていないあたりはすごいですね。これなら安心です。大衆迎合するのではなく、大衆が間違った方向に行くのを防ぐのが野党の役目であり、責任政党の役目です。
谷垣禎一論では、谷垣が大変政策に明るく、人柄が良いことが書かれていますが、漢詩を得意とするとは、これまたびっくりです。大変な教養の持ち主なんでしょうね。私は、人の上に立つ人間は、武道や文芸を志すべきであると考えています。為政者は文化の大切さを忘れてはいけません。自民党が伝統を重んじると言うのであれば、自民党議員全員が、武芸を志すのもいいのではないでしょうか。
自民党再生が難しいことを、誰よりも分かっているのは谷垣でしょう。自民党の崩壊を小泉からであると亀井は考えていますが、実際はもっと前からです。経世会支配時代にはすでに腐りきっていました。何十年もかけて朽ち果ててしまった自民を元に戻すには、しっかりと自民党の良さを知る人間でなければなりません。
谷垣はまだまだ明確な展望を持つことが出来ていません。未来への投資を発表していましたが、何が言いたいのかがわかりません。あれでは民主党の成長戦略と何ら変わりがないではないですか。自民党が党の基本に帰る姿勢は評価しますが、次は政策立案も基本に帰らなければなりません。将来、百年後を見据えた理念を持ち、現実にしっかりと対処出来る政策を打ち出していかなければなりません。
そのためには、いま野党となり、いろいろ厳しいとは思いますが、しっかりと頭脳を囲い込むことです。その道の第一人者の助言を受け、しっかりと勉強した議員と党員がしっかりと話しあって政策を作ることが求められます。谷垣総裁にはこれからも焦らずに、しっかりと党再生に取り組んでもらいたいです。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05970.HTML
注目したのは次の行です。
>谷垣さんは野党の党首としては迫力がないといわれることも多いが、あまり気にしていないように思う。谷垣さん本人に言わせれば、「権力が欲しくて総裁になったと見られない点は気に入っている」とのことである。
>谷垣さんは、ゴルフ、マージャン、囲碁・将棋はしない。漢詩を得意とし中国の古典に詳しい。非常にまじめな人物である
指導力が無いと言われていることを気にしていないあたりはすごいですね。これなら安心です。大衆迎合するのではなく、大衆が間違った方向に行くのを防ぐのが野党の役目であり、責任政党の役目です。
谷垣禎一論では、谷垣が大変政策に明るく、人柄が良いことが書かれていますが、漢詩を得意とするとは、これまたびっくりです。大変な教養の持ち主なんでしょうね。私は、人の上に立つ人間は、武道や文芸を志すべきであると考えています。為政者は文化の大切さを忘れてはいけません。自民党が伝統を重んじると言うのであれば、自民党議員全員が、武芸を志すのもいいのではないでしょうか。
自民党再生が難しいことを、誰よりも分かっているのは谷垣でしょう。自民党の崩壊を小泉からであると亀井は考えていますが、実際はもっと前からです。経世会支配時代にはすでに腐りきっていました。何十年もかけて朽ち果ててしまった自民を元に戻すには、しっかりと自民党の良さを知る人間でなければなりません。
谷垣はまだまだ明確な展望を持つことが出来ていません。未来への投資を発表していましたが、何が言いたいのかがわかりません。あれでは民主党の成長戦略と何ら変わりがないではないですか。自民党が党の基本に帰る姿勢は評価しますが、次は政策立案も基本に帰らなければなりません。将来、百年後を見据えた理念を持ち、現実にしっかりと対処出来る政策を打ち出していかなければなりません。
そのためには、いま野党となり、いろいろ厳しいとは思いますが、しっかりと頭脳を囲い込むことです。その道の第一人者の助言を受け、しっかりと勉強した議員と党員がしっかりと話しあって政策を作ることが求められます。谷垣総裁にはこれからも焦らずに、しっかりと党再生に取り組んでもらいたいです。
by kokuminheiwa
| 2010-01-12 17:18
| 自民政権への道