2010年 05月 23日
普天間問題の課題 |
「辺野古」「県外に分散検討」で日米大筋合意
>沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、日米両政府は22日、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に滑走路を建設する移設案に大筋合意した。
>滑走路の具体的な建設位置や、工法の決定は今年9月をメドに先送りする。月末までに外務、防衛担当閣僚(2プラス2)による共同文書として発表する。
>首相は23日に沖縄県を再訪問し、仲井真弘多知事らと会談し、日米合意の概要を伝えるものと見られるが、沖縄県側は、「県内移設」に反対する見通しだ。
結局のところ現行案に里帰りしました。この問題を真剣に考えてきた人にとっては、たいへん嬉しい結果となりました。私もこの件で鳩山を責めようとは思いません。もちろんここまで問題を拗(こじ)らせたことに関しては責任を追求しますし、無罪放免とはいきませんが、福島社民党を振り切ったことは評価します。
さて、現行案に戻ったことは評価しますが、1年前とは状況が違います。移設反対派の市長が名護におり、知事も反対しています。更に連立を組む社民党の合意を得ることも5月末決着の内容の一つなので、鳩山が目指す5月末決着の厳しさに変わりはありません。
事実上5月末決着は不可能です。しかし、半年間考えて現行案に戻り、米国と合意したということは、ポスト鳩山にとってはやりやすくなったとも言えます。鳩山は潔く身を引き、誰かは知りませんが、後継者に譲るべきです。
鳩山の辞任とともに、福島社民党との連立解消、稲嶺と仲井真との交渉という骨の折れる仕事が残っていますが、果たして民主党の連中にここまでできるのでしょうか。
>沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、日米両政府は22日、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に滑走路を建設する移設案に大筋合意した。
>滑走路の具体的な建設位置や、工法の決定は今年9月をメドに先送りする。月末までに外務、防衛担当閣僚(2プラス2)による共同文書として発表する。
>首相は23日に沖縄県を再訪問し、仲井真弘多知事らと会談し、日米合意の概要を伝えるものと見られるが、沖縄県側は、「県内移設」に反対する見通しだ。
結局のところ現行案に里帰りしました。この問題を真剣に考えてきた人にとっては、たいへん嬉しい結果となりました。私もこの件で鳩山を責めようとは思いません。もちろんここまで問題を拗(こじ)らせたことに関しては責任を追求しますし、無罪放免とはいきませんが、福島社民党を振り切ったことは評価します。
さて、現行案に戻ったことは評価しますが、1年前とは状況が違います。移設反対派の市長が名護におり、知事も反対しています。更に連立を組む社民党の合意を得ることも5月末決着の内容の一つなので、鳩山が目指す5月末決着の厳しさに変わりはありません。
事実上5月末決着は不可能です。しかし、半年間考えて現行案に戻り、米国と合意したということは、ポスト鳩山にとってはやりやすくなったとも言えます。鳩山は潔く身を引き、誰かは知りませんが、後継者に譲るべきです。
鳩山の辞任とともに、福島社民党との連立解消、稲嶺と仲井真との交渉という骨の折れる仕事が残っていますが、果たして民主党の連中にここまでできるのでしょうか。
by kokuminheiwa
| 2010-05-23 05:07