2010年 11月 22日
仙谷法相で小沢を牽制か |
柳田が辞任し、仙谷が法相になることで今回の柳田失言問題は幕引きとなりましたが、ここには一体どういう意味があるのでしょうか。私なりに考えたところ、一つは予算を進めるために問題の柳田を辞めさせ、また野党一致での問責を防げたことが挙げられます。党内の事情を考えますと、後任に仙谷がなったことで、指揮権を反小沢派の代表格の仙谷が握ることで、小沢派の動きを阻止することが出来ます。
ここまでを見るとなかなかの策でありますが、これがうまくいくためには公明党が仙谷の問責に賛同しないという条件がつきます。仙谷の問責に話が発展すると、菅内閣の存在そのものが危うくなります。自民党としてはなんとしても、統一地方選ばかりを気にする自己中心的な公明党を味方に付けなければなりません。
それ以外にも仙谷の舌禍が更に酷くなることが考えられます。個別の事案に関しては…、と法と証拠にもとづいて…を封じられていますので、また時間稼ぎの出鱈目な解釈を言い出すかもしれません。何れにしましても、民主党が有利になったわけではありませんし、小沢の問題も尖閣の問題もまだまだ続きます。
ここまでを見るとなかなかの策でありますが、これがうまくいくためには公明党が仙谷の問責に賛同しないという条件がつきます。仙谷の問責に話が発展すると、菅内閣の存在そのものが危うくなります。自民党としてはなんとしても、統一地方選ばかりを気にする自己中心的な公明党を味方に付けなければなりません。
それ以外にも仙谷の舌禍が更に酷くなることが考えられます。個別の事案に関しては…、と法と証拠にもとづいて…を封じられていますので、また時間稼ぎの出鱈目な解釈を言い出すかもしれません。何れにしましても、民主党が有利になったわけではありませんし、小沢の問題も尖閣の問題もまだまだ続きます。
by kokuminheiwa
| 2010-11-22 17:45