2010年 01月 25日
今日の社説…自民党大会 「再生」の姿が見えてこない |
記事
自民党大会 「再生」の姿が見えてこない
引用
<古い殻を打ち破り、思い切ってイメージ転換を図らない限り、政権奪回への道は開けまい。>
<自民党を取り巻く環境は、これまでになく厳しい。
衆参両院で過半数を割る中、現職議員の離党が相次ぎ、支持団体の離反も目立っている。小泉構造改革路線をめぐる党内対立も尾を引き、世代間の軋轢(あつれき)もある。>
<運動方針では、「消費税の全額が社会保障給付と少子化対策に充てられることを明確化した上で、消費税率を引き上げる」とうたった。責任政党として当然だ。>
<谷垣総裁は、大会での演説で、「野党としての政権批判の責務をしっかりと果たすこと」の重要性を指摘し、「『小沢独裁』と闘わなければならない」と、民主党との対決姿勢を鮮明にした。だが、先の衆院予算委員会での首相との論戦では、力強さに欠けたとの指摘が少なくない。「戦う野党」党首として、強い指導力の発揮が求められる。>
私の感想
自民党が厳しい立場にあること事実です。自民党は気を引き締めて党の立て直しに努めなければなりません。政策で戦うと言っても、民主党のマニフェストのような票を金で釣るような愚行だけはやめて欲しいです。その点は逆に負担を押し付ける消費税にこだわっているあたり大丈夫でしょうが(笑)
もっと厳しい意見を言ってもいいでしょう。自民党は景気を如何に回復すべきか、それを語っていません。如何にして財政を立て直すか、それを語っていません。この二つが消費税で解決するなんてことはありえません。消費税が導入されれば消費に影響が出ますし、消費税導入されても財政の健全化はできてきませんでした。さらに言うと、自民党は雇用環境を蔑ろにしてきました。このことを反省しているのなら、独自の解決策を提示しなければなりません。
しかし、『小沢独裁』との対決を宣言したのはいいですね。自民党は民主主義を守り抜かなければなりません。今自民党の先送りにしてきた様々な問題が深刻化しています。『小沢独裁』も自民党の産み落とした悲劇なのです。自民党は巨大政党として、戦後日本の発展に大きく貢献してきましたが、その一方で、多くの歪を産んできました。民主党の連中も自民から出た汚物です。
その民主党が自民党の悪弊を改革すると粋がっていますが、その党の独裁者こそ自民の産んだ最も汚い存在です。民主党には自民党の悪弊を改善する力はありません。自民党のような力量のある政治家集団のみがなせる技です。そのためには、まずは景気回復です。自民党は具体的にどうすれば日本経済を立て直すことができるか、真剣に議論し、国民に示さなければなりません。小沢独裁との戦いは確かに支持を集められますが、重要性から言っては二の次です(どうせ自滅する)。
そのために国民は如何にすればいいか。自民を応援すればいいか?そんなことはありません。自民党のすることをしっかりと批判することです。国民におもねるようなことをすれば相手にせず、みんなの党のように新自由主義を全面に出せば、変わっていないと非難する。民主党のような票の買収をすればバラマキと非難する。現実的な課題を無視し原理主義に逃げれば、見捨てる。厳しければ厳しいほどいいように思います。それでダウンしたらどうするのか?所詮、その程度の政党であったというだけです。千尋の谷からはい上がれないようではいけません。この長期不況から脱することは日本の最難関の課題です。これに対する明確な解決策を見つけられなければ、戦前のようにファシズムや戦争を招きかねません。今、自民党がこの程度の苦境で大衆迎合化するのではいけません。こんな時こそ質の高い政党が求められます。民主党のようなゴミではどうにもなりません。
前原が八ッ場ダムの問題で、自民党が公共事業のムダばかりしてきて、金がないから八ッ場ダムをやめたと逆ギレしているのを見て唖然としました。まさにアンチダムファシストです。民主党がナチスのようになる前に、早く質の高い政党(まだ無い)が政権についてくれることを願います。谷垣はまともな政治家ですが、どこまで自民党を改革できるでしょうか。
>古い殻を打ち破り、思い切ってイメージ転換を図らない限り、政権奪回への道は開けまい。
この社説にも改革待望の姿勢が伺えますね。新鮮なイメージのほうがカメラ映りがいいですからね(笑)しかし、国民が求めるべきはイメージではなく、経済政策です。政治は国民生活に大きな影響を与えます。もともと詐欺師は鳩山のようにイメージはいいです(小沢除く)。マスコミが詐欺師に引っかかると世論が迷走します。マスコミは責任を自覚しなければなりません。
自民党大会 「再生」の姿が見えてこない
引用
<古い殻を打ち破り、思い切ってイメージ転換を図らない限り、政権奪回への道は開けまい。>
<自民党を取り巻く環境は、これまでになく厳しい。
衆参両院で過半数を割る中、現職議員の離党が相次ぎ、支持団体の離反も目立っている。小泉構造改革路線をめぐる党内対立も尾を引き、世代間の軋轢(あつれき)もある。>
<運動方針では、「消費税の全額が社会保障給付と少子化対策に充てられることを明確化した上で、消費税率を引き上げる」とうたった。責任政党として当然だ。>
<谷垣総裁は、大会での演説で、「野党としての政権批判の責務をしっかりと果たすこと」の重要性を指摘し、「『小沢独裁』と闘わなければならない」と、民主党との対決姿勢を鮮明にした。だが、先の衆院予算委員会での首相との論戦では、力強さに欠けたとの指摘が少なくない。「戦う野党」党首として、強い指導力の発揮が求められる。>
私の感想
自民党が厳しい立場にあること事実です。自民党は気を引き締めて党の立て直しに努めなければなりません。政策で戦うと言っても、民主党のマニフェストのような票を金で釣るような愚行だけはやめて欲しいです。その点は逆に負担を押し付ける消費税にこだわっているあたり大丈夫でしょうが(笑)
もっと厳しい意見を言ってもいいでしょう。自民党は景気を如何に回復すべきか、それを語っていません。如何にして財政を立て直すか、それを語っていません。この二つが消費税で解決するなんてことはありえません。消費税が導入されれば消費に影響が出ますし、消費税導入されても財政の健全化はできてきませんでした。さらに言うと、自民党は雇用環境を蔑ろにしてきました。このことを反省しているのなら、独自の解決策を提示しなければなりません。
しかし、『小沢独裁』との対決を宣言したのはいいですね。自民党は民主主義を守り抜かなければなりません。今自民党の先送りにしてきた様々な問題が深刻化しています。『小沢独裁』も自民党の産み落とした悲劇なのです。自民党は巨大政党として、戦後日本の発展に大きく貢献してきましたが、その一方で、多くの歪を産んできました。民主党の連中も自民から出た汚物です。
その民主党が自民党の悪弊を改革すると粋がっていますが、その党の独裁者こそ自民の産んだ最も汚い存在です。民主党には自民党の悪弊を改善する力はありません。自民党のような力量のある政治家集団のみがなせる技です。そのためには、まずは景気回復です。自民党は具体的にどうすれば日本経済を立て直すことができるか、真剣に議論し、国民に示さなければなりません。小沢独裁との戦いは確かに支持を集められますが、重要性から言っては二の次です(どうせ自滅する)。
そのために国民は如何にすればいいか。自民を応援すればいいか?そんなことはありません。自民党のすることをしっかりと批判することです。国民におもねるようなことをすれば相手にせず、みんなの党のように新自由主義を全面に出せば、変わっていないと非難する。民主党のような票の買収をすればバラマキと非難する。現実的な課題を無視し原理主義に逃げれば、見捨てる。厳しければ厳しいほどいいように思います。それでダウンしたらどうするのか?所詮、その程度の政党であったというだけです。千尋の谷からはい上がれないようではいけません。この長期不況から脱することは日本の最難関の課題です。これに対する明確な解決策を見つけられなければ、戦前のようにファシズムや戦争を招きかねません。今、自民党がこの程度の苦境で大衆迎合化するのではいけません。こんな時こそ質の高い政党が求められます。民主党のようなゴミではどうにもなりません。
前原が八ッ場ダムの問題で、自民党が公共事業のムダばかりしてきて、金がないから八ッ場ダムをやめたと逆ギレしているのを見て唖然としました。まさにアンチダムファシストです。民主党がナチスのようになる前に、早く質の高い政党(まだ無い)が政権についてくれることを願います。谷垣はまともな政治家ですが、どこまで自民党を改革できるでしょうか。
>古い殻を打ち破り、思い切ってイメージ転換を図らない限り、政権奪回への道は開けまい。
この社説にも改革待望の姿勢が伺えますね。新鮮なイメージのほうがカメラ映りがいいですからね(笑)しかし、国民が求めるべきはイメージではなく、経済政策です。政治は国民生活に大きな影響を与えます。もともと詐欺師は鳩山のようにイメージはいいです(小沢除く)。マスコミが詐欺師に引っかかると世論が迷走します。マスコミは責任を自覚しなければなりません。
by kokuminheiwa
| 2010-01-25 17:37